はじめに

TradingViewを使い始めた直後に多くの初心者が感じるのは、
「高機能だけど、最初に何を設定すればいいのかわからない」
という迷いです。

実際、TradingViewは無料プランから始められ、Web・デスクトップ・モバイルで利用できますが、最初の画面のままだと情報量が多く、初心者には少し散らかって見えやすいです。公式の料金ページでも、無料プランから有料プランまで幅広く用意されており、まずは無料版で使い始められることが明示されています。

ただし、TradingViewは「設定が難しいツール」ではありません。公式のSuperchartsガイドでも、右上の設定ボタンやチャート上のダブルクリックから各種設定に入れること、チャートタイプや表示、スケール、背景などを細かく調整できることが案内されています。つまり、最初にやるべきことを順番に整理すれば、初心者でもかなり使いやすい環境を作れます。

結論から言うと、TradingView初心者が最初にやるべき設定は、
見やすいチャートを作ること
よく使う時間足と指標を絞ること
レイアウトを保存して毎回同じ環境で見ること
の3つです。

この記事では、TradingView初心者向けに、最初にやるべき初期設定を10個に整理して解説します。難しいカスタマイズではなく、毎日使いやすくするための実践的な設定だけに絞っているので、これから使い始める人にもそのまま役立ちます。最初は無料版から試して、自分に合うチャート環境を作るのがおすすめです。

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1 まず最初に整えるべき基本設定

TradingViewの初期設定で最初に触るべきなのは、細かい機能ではなく、チャートの見た目そのものです。公式ガイドでも、設定画面からチャートタイプやシンボル表示、スケール、背景などを変更できると案内されています。

最初にやるべき設定の1つ目は、チャートタイプをローソク足にすることです。
ローソク足は始値・高値・安値・終値が一目でわかるため、初心者が相場の流れを理解しやすい表示です。ラインチャートはシンプルですが、分析の土台を作るならローソク足の方が学習効率は高いです。これはおすすめの運用判断ですが、TradingView公式でもチャートタイプを自由に変更できることが示されています。

2つ目は、背景色と陽線・陰線の色を固定することです。
背景が白でも黒でも構いませんが、毎回色を変えると視認性が安定しません。自分が疲れにくく、上昇と下落を一瞬で判別できる配色に固定すると、相場の流れを読むスピードが上がります。設定画面では背景やローソク足の見た目も変更できます。

この段階で大切なのは、かっこいい画面を作ることではありません。
値動きに集中できる画面を作ることです。

初心者ほど、最初はシンプルな画面の方が分析が安定します。TradingViewは高機能ですが、最初から情報を詰め込みすぎると逆に判断がぶれやすくなります。まずは無料版で、見やすいチャートの形を作るところから始めるのが自然です。無料プランでも1タブ1チャート、基本チャート機能、複数の描画ツールや多数のインジケーターが使えます。

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2 時間足とインジケーターの初期設定

初心者が次に迷いやすいのが、どの時間足を見ればいいかどの指標を入れればいいかです。ここを最初に整理しておかないと、毎回違う見方になりやすく、分析の基準が定まりません。

3つ目の設定は、時間足を3つに絞ることです。
おすすめは、
日足
4時間足
1時間足
の3つです。

TradingViewは多くの時間足に対応しており、機能ページでも幅広い時間足やチャートタイプが使えることが示されています。ですが、初心者は短期足を増やしすぎるとノイズに振り回されやすくなります。最初はこの3つだけで十分です。大きな流れ、直近の方向、細かい位置取りを分けて見やすくなります。

4つ目の設定は、移動平均線を2本までにすることです。
TradingViewでは多数のインジケーターが使えますし、無料プランでも人気インジケーターを利用できます。ですが、最初から何本も入れると、かえって画面がごちゃごちゃします。公式料金ページでは、無料プランで1チャートあたり使えるインジケーター数に制限があり、上位プランでは増えることが示されています。

だからこそ、初心者の段階では、
短期用に1本
中期用に1本
くらいで十分です。

5つ目の設定は、補助指標はRSIかMACDのどちらか一つにすることです。
インジケーターは多ければ多いほど良いわけではありません。まずは一つに慣れ、意味を理解しながら使う方が実力がつきやすいです。TradingViewでは各インジケーターの設定も個別に調整できますが、初心者は最初から複数の補助指標を併用しない方が判断が安定します。これは実践上のおすすめです。

要するに、時間足も指標も、最初は少なく固定することが初期設定のコツです。

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3 描画ツールとチャート操作の初期設定

TradingViewの強みは、単にチャートを見るだけでなく、自分で線や目印を書き込めることです。公式機能ページでも、多数の描画ツールが利用できることが示されています。無料プランでも110以上の描画ツールが案内されています。

6つ目の設定は、水平線をすぐ使える状態にすることです。
初心者に最もおすすめの描画ツールは水平線です。なぜなら、相場では反発しやすい価格帯、止まりやすい価格帯を視覚化することが重要だからです。トレンドラインより先に水平線に慣れる方が、価格の節目を理解しやすくなります。

7つ目の設定は、よく使う描画ツールをお気に入りにまとめることです。
TradingViewは機能が多いぶん、毎回ツールを探していると作業効率が落ちます。水平線、トレンドライン、テキスト、価格帯確認など、自分がよく使うものだけを固定しておくと、毎日の分析がかなり楽になります。これは公式のクイックサーチ機能とも相性が良く、必要なツールや設定へすばやくアクセスできます。クイックサーチは Ctrl+K(Windows)や ⌘+K(macOS)でも開けます。

8つ目の設定は、クイックサーチを使う前提で操作に慣れることです。
これは見落とされがちですが、かなり重要です。TradingView公式では、クイックサーチから描画ツール、インジケーター、チャート設定、各種コマンドまで素早く探せると説明しています。初心者ほど、メニューを探し回るよりクイックサーチに慣れた方が操作が速くなります。

初期設定の段階で、
「線を引く」
「必要な機能をすぐ呼び出す」
この2つを整えておくと、TradingViewはかなり使いやすくなります。

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4 レイアウト保存と同期設定

TradingView初心者が意外と忘れやすいのが、せっかく整えた画面を保存することです。ここをやらないと、毎回似たような設定を繰り返すことになり、継続利用しにくくなります。

9つ目の設定は、レイアウト名をつけて保存することです。
公式のレイアウトガイドでは、レイアウトを整理・保存・管理できることが案内されています。TradingViewでは、チャート環境をレイアウトとして保存し、複数の分析パターンを管理できます。

初心者なら、まずは
「基本分析用」
という1つのレイアウトだけでも十分です。

これにより、毎回同じ時間足、同じ色、同じインジケーターで分析できるようになります。分析の基準が固定されるので、相場の見方が安定します。

10個目の設定は、複数チャートを使うときは“Apply to all”を意識することです。
公式サポートでは、あるチャートの設定を他のチャートにも適用したい場合、Settings内の「Apply to all」を使えると案内しています。複数チャートレイアウトを使う人にとっては、非常に便利です。

これは初心者には少し先の話にも見えますが、将来的に
日足・4時間足・1時間足を並べる
株用とFX用を分ける
といった使い方をする時にかなり役立ちます。

また、公式デスクトップページでは、デバイス間でレイアウトやウォッチリストなどが同期されることも案内されています。PCで整えた環境を別デバイスでも使いやすいのは大きなメリットです。

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5 最初にやるべき運用ルール

ここまでが設定ですが、初心者が継続利用するには運用ルールも重要です。どんなに良い初期設定でも、使い方が毎回違えば上達しにくくなります。

最初に決めたいルールは次の通りです。

1つ目は、毎日同じ順番で見ることです。
たとえば、
日足を見る
4時間足を見る
1時間足を見る
水平線を確認する
移動平均線を見る
という順番を固定します。

2つ目は、監視銘柄を絞ることです。
初心者が最初から何十銘柄も追う必要はありません。まずは指数、為替、気になる株など、少数で十分です。

3つ目は、設定を増やしすぎないことです。
使い慣れていない段階で複雑化すると、TradingViewが使いにくいのではなく、自分の画面が複雑になっているだけ、という状態になりやすいです。

4つ目は、まず無料版で十分使い倒すことです。
公式料金ページでは、無料版でも基本機能がかなり使える一方、上位プランでは同時チャート数、インジケーター数、アラート数などが増えます。つまり、最初から課金の必要はなく、不足を感じたところで上位プランを検討すればよい構造です。

5つ目は、わからない機能はクイックサーチか公式サポートで確認することです。
TradingViewは公式サポートがかなり充実しているので、変に自己流で迷うより、必要なときに確認する方が早いです。

つまり、初期設定の目的は一言で言うと、
毎日迷わず使えるチャート環境を作ること
です。

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まとめ

TradingView初心者が最初にやるべき初期設定は、難しいものではありません。
重要なのは、
見やすいチャートにする
時間足を絞る
インジケーターを増やしすぎない
描画ツールを使いやすくする
レイアウトを保存する
この5つの考え方です。

今回の初期設定10個を整理すると、次の通りです。

  • ローソク足表示にする
  • 背景色と陽線・陰線の色を固定する
  • 時間足を3つに絞る
  • 移動平均線を2本までにする
  • 補助指標は1つに絞る
  • 水平線をすぐ使えるようにする
  • よく使う描画ツールを整理する
  • クイックサーチを使う
  • レイアウトを保存する
  • 複数チャートでは設定の一括適用を使う。

TradingViewは無料版から始められます。最初から完璧な環境を作ろうとせず、まずは無料版で基本設定を整え、自分にとって見やすいチャートを作るのがおすすめです。そこから必要に応じて機能を広げていけば、無理なく継続利用しやすくなります。

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よくある質問(FAQ)

TradingView初期設定で最初にやるべきことは何ですか?

最初にやるべきなのは、ローソク足表示、背景色と陽線・陰線の色の固定、時間足の整理です。公式ガイドでも、設定画面からチャートの見た目や表示方法を細かく調整できると案内されています。

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TradingView初心者はインジケーターを何個くらい入れるべきですか?

初心者なら、移動平均線を2本まで、補助指標はRSIかMACDのどちらか1つ程度がおすすめです。無料プランでは1チャートあたりのインジケーター数に制限があります。

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TradingViewの設定は保存できますか?

はい。公式のレイアウトガイドで、レイアウトの保存や管理方法が案内されています。毎回同じ環境で分析したいなら保存は必須です。

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TradingViewで複数チャートに同じ設定を適用できますか?

はい。公式サポートでは、Settings内の「Apply to all」で他のチャートにも同じ設定を適用できると案内されています。

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TradingViewは無料版でも初期設定を十分整えられますか?

はい。無料版でもWeb・デスクトップ・モバイルで使え、基本チャート機能、描画ツール、多数のインジケーターが利用できます。まずは無料版から始めるのがおすすめです。

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参考サイト
TradingView
https://www.tradingview.com/